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センターの基本理念

『共に創る』
―「地域との共生」から「共創」へ ― 共に創る施設をめざして

島根あさひ社会復帰促進センターが、受刑者の真の改善更生と円滑な社会復帰の実現を目指し、矯正と言う大海原へ船出の舫(もやい)を解く今日このとき、いま一度立ち止まり、これまでの矯正の歴史を振り返ってみると、そこに見えるものは罪を犯したひとびとの改善と更生のために捧げられた、関係者のひたむきな苦闘の歴史そのものです。
そして、今日から始まるこれから30年後、50年後の矯正の姿を思い描いてみてください、「共に創る」というところから。

新しいビジョンを備え持つ刑務所の実現を、そして、これからの時代に求められる矯正のあるべき姿に一歩でも近づくための努力を、「共に創る」というところから、私たちは始めてみようと思っています。
官と民がそれぞれの叡智とネットワークを活かして共に創ることはもちろん、地域と共に創ることを重視します。広範なひとびとの力と、島根の自然と歴史、石見の音と匂いと色、地域の豊かな資源に力を借りながら「共に創る」、そして、地域の「思い」に寄り添いながらこの島根あさひ社会復帰促進センターを「共に創っていく」ことに、私たちは真摯に取り組んでまいります。
「地域の力」と「国の経験」と「民間のノウハウ」とが融合した「社会復帰支援コミュニティ 島根あさひモデル」がこの地に誕生し、新しい矯正の一つの道しるべとなるよう、そしてこの島根あさひ社会復帰促進センターが社会に貢献できる施設となるよう、一人一人が高い志を持って施設を運営していきたいと考えております。

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